【福岡】発熱で内科を受診すべき症状とは?コロナやインフルエンザ、風邪の違いも解説
「急に熱が出たけれど、内科を受診すべきか迷っている…」
特に新型コロナウイルス感染症が気になる今、発熱の症状があると不安になるものです。
内科では、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症など、原因を特定するための検査や治療を行います。
この記事では、内科を受診すべき症状や受診の流れ、風邪やコロナの違いについて詳しく解説します。
体調が優れずに悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
1. 発熱で内科を受診すべき症状

発熱があるとき、どのタイミングで病院を受診すべきか悩むことも多いと思います。
以下のような症状がある場合は、内科への受診を検討してください。
1.1. 受診を検討すべきケース
1.1.1. 風邪の症状が長引いている場合
通常の風邪症状が数日間続くだけであれば様子を見ても問題ありませんが、長期間(1週間以上)改善しない場合は受診が望ましいです。
1.1.2. 発熱に加えて以下の症状がある場合
- 息苦しさ
- 強いだるさ
- 頭痛や関節痛などの全身症状
1.1.3. 基礎疾患がある方の場合
糖尿病、心疾患、呼吸器疾患などの基礎疾患をお持ちの方は、軽い風邪症状であっても早めに医療機関を受診してください。
1.1.4. 新型コロナウイルス感染の可能性がある場合
発熱や喉の痛み、咳などがある場合、現在も新型コロナウイルスの可能性はゼロではありません。
自宅で体温を毎日測り記録するほか、学校や会社を休み、外出を控えることが重要です。
1.2. 発熱がなくても受診すべき場合
1.2.1. 喉の痛みや咳が強い場合
例えば、百日咳では発熱がほとんど見られないにもかかわらず、激しい咳が続きます。
特に、生後6ヵ月以下の乳児では重症化し命に関わることもあるため注意が必要です。
1.2.2. 新型コロナウイルスの可能性がある場合
喉の違和感や咳などの上気道症状がある場合は、新型コロナウイルス感染症の可能性を排除できません。
抗原検査やPCR検査を受けるためにも、早めに医療機関を受診しましょう。
2. 発熱時に注意が必要な症状と該当する人々

発熱は一般的な症状のひとつですが、以下のような注意が必要な症状がある場合や、注意が必要な人々に該当する場合には、重篤な疾患や感染症の重症化のリスクが考えられます。
我慢せず、早急に医療機関を受診しましょう。
2.1. 注意が必要な症状
- 高熱が続いている
- 意識がぼんやりしている
└ 名前や生年月日が言えない
└ 呼びかけに反応しない - 強い寒気やガタガタとした震え
- 血圧が普段より明らかに低い
- 呼吸が非常に苦しい
- 部位を問わず、激しい痛みがある
- 水分や食事が摂れない
- 尿が全く出なくなった
2.2. 注意が必要な人々
発熱時に特に注意が必要なのは、以下に該当する方々です。
2.2.1. 高齢者
免疫機能が低下しており、感染症が重症化しやすいため注意が必要です。
2.2.2. 免疫抑制状態にある方
- ステロイドや免疫抑制剤を内服中
- 白血病や悪性腫瘍の治療中
- 好中球減少症やHIV感染者
- 脾臓摘出後の方
2.2.3. 合併症のある方
- 慢性呼吸器疾患
- 糖尿病
- 心疾患
- 腎不全や肝硬変
- 悪性