【福岡】脳ドックはどんな人に必要?受けたほうがいい人の特徴を解説
「脳ドックって受けたほうがいいの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
脳ドックは、脳卒中や脳梗塞など、命に関わる脳疾患を未然に防ぐための重要な検査です。
特に、高血圧や糖尿病といった生活習慣病がある方や、家族に脳卒中の既往がある方には、脳ドックが健康を守る鍵となります。
この記事では、脳ドックが必要な方の特徴やそのメリットについて分かりやすく解説します。
1. 脳ドックとは?
脳ドックとは、脳卒中や脳腫瘍などの脳疾患を早期に発見するための検査プログラムのことを指します。
主にMRIなどを用いて脳や脳血管の状態を調べます。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病を要因として突然発症する脳の病気は、仕事や日常生活に大きな影響を及ぼすだけでなく、命に関わることも珍しくありません。
そのため、脳血管疾患の予防には、脳ドックを受診して早期発見と早期治療に努めることが重要です。
2. 脳ドックを受けるメリット
脳ドックには、脳の健康状態を確認し、病気の早期発見・予防につなげる大きなメリットがあります。
2.1. 脳の動脈硬化をチェックし予防できる
脳ドックでは、脳の動脈硬化の進行状況を詳しく確認できます。
動脈硬化は脳卒中などの原因となるため、早期に状態を把握し、生活習慣の改善や必要な治療を進めることで予防につながります。
2.2. 無症候性脳梗塞や未破裂脳動脈瘤を早期発見
脳梗塞や脳動脈瘤は、初期段階では自覚症状がほとんどないことが多いですが、脳ドックを受けることで早期発見が可能です。
2.3. 重症化を防ぎ、適切な治療を早期に開始できる
脳卒中をはじめとする脳の病気の危険な兆候を見つけることができるため、早い段階で医師とともに治療を進められます。
2.4. 脳細胞の損傷を未然に防ぐ
脳細胞は一度損傷を受けると再生が困難なため、定期的な脳ドックで病変をチェックし、進行を防ぐことが大切です。
3. 脳ドックを受けたほうが良い方の特徴
特に以下の特徴に該当する方は、脳ドックの受診を検討することをおすすめします。
3.1. 40歳以上で一度も脳ドックを受けたことがない方
40代から脳卒中の発症率や死亡率が増加し始めるため、早めの検査が推奨されます。
3.2. 家族や血縁者に「脳卒中」の既往がある方
脳卒中の家族歴がある場合、自身も発症リスクが高くなります。
親や兄弟に脳卒中の既往がある方は、40歳を待たずに早めの受診を検討しましょう。
3.3. 高血圧や糖尿病などの持病がある方
以下のような疾患がある方は、脳卒中の危険因子を抱えているため、定期的な脳ドックが必要です。
- 高血圧
- 糖尿病
- 高脂血症(脂質異常症)
- 不整脈(心房細動)
- 肥満
3.4. 喫煙や飲酒の習慣がある方
タバコやお酒の習慣がある方も、脳卒中のリスクが高いとされています。
過労や運動不足、ストレスなどの生活習慣も脳血管疾患の危険因子です。
3.5. 慢性的な頭痛に悩んでいる方
慢性的な頭痛や片頭痛がある方は、不安を解消するために検査を受けることも有効です。
4. 脳ドックで未来の健康を守りましょう
脳ドックは、脳卒中や脳血管疾患のリスクを早期に発見し、重症化を防ぐための有力な手段です。
特に、高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある方、脳卒中の家族歴がある方、喫煙や過度の飲酒の習慣がある方にとって、定期的な脳ドックは健康維持の大きな助けとなります。
「自分に必要なのかな?」と迷う方は、まず医療機関で相談してみましょう。
(詳細)福岡市東区かしい駅前内科・脳神経クリニック
福岡市東区かしい駅前内科・脳神経クリニックは、「脳専門のホームドクター」として、地域の皆さまに寄り添い、信頼される存在を目指しています。
一般的な内科診療から神経難病まで幅広く対応し、予防にも力を入れた丁寧な診療を行っています。
体の不調で悩んでおり、どこに相談したらいいか分からないという方は、ぜひ当院へお越しください。
かしい駅前内科・脳神経クリニック
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