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【福岡】頭痛外来で診てもらえる症状とは?片頭痛から群発頭痛まで解説

頭痛は、多くの人が経験する症状ですが、実は種類や原因によって適切な対処法が異なります。
頭痛外来では、頭痛の種類や発生頻度、痛み方を丁寧に診断し、必要に応じてMRIやCTなどの検査を行います。
片頭痛や緊張型頭痛といった「一時性頭痛」から、脳の病気が関係する「二次性頭痛」まで、症状に合った治療法を提案するのが頭痛外来の特徴です。
この記事では、頭痛外来で診てもらえる症状や治療の流れについて詳しく解説します。

1. 頭痛外来とは

頭痛外来は、頭痛に特化した診療科です。
患者さんの頭痛の種類や原因を詳しく調べ、適切な診断と治療を行います。
「いつから頭痛が始まったのか」「どのくらいの頻度で起きるのか」「痛みの強さや特徴はどうか」などを丁寧に問診し、必要に応じてMRI検査やCT検査などの画像診断を行います。
これにより、片頭痛や緊張型頭痛などの「一時性頭痛」か、脳の病気や異常による「二次性頭痛」かを総合的に判断できます。
頭痛の原因が明確になることで、より効果的な治療法を選択できるのが頭痛外来の特徴です。

2. 頭痛外来を受診する目安

こんな症状がある場合は、受診を検討しましょう。

  • 頭痛が原因で仕事や学校を休むことがある
  • 生理のたびに頭痛がひどくなる
  • 週1回以上、市販薬を使用している
  • 鎮痛薬の効きが悪くなり、使用回数が増えた
  • 痛みを恐れて早めに薬を飲んでしまう
  • 気圧や天候の変化によって頭痛が悪化する
  • 今までとは異なるタイプの頭痛が発生した

3. 頭痛外来で診てもらえる症状

3.1. 片頭痛(偏頭痛)

頭の片側がズキズキと脈打つように痛むのが特徴で、体を動かすと痛みが悪化する場合があります。
特に女性に多く見られ、4~72時間続くことがあります。
前兆として視覚の歪みやめまいが現れるケースもあり、生活に支障をきたすこともあります。
予防薬や発作時の薬など、症状に応じた治療が可能です。

3.2. 緊張型頭痛

日本人に最も多く見られる頭痛タイプです。
頭全体が締め付けられるような鈍痛が特徴で、ストレスや疲労、姿勢の悪さが原因になることが多いです。
慢性化すると日常生活の質を下げるため、必要に応じて治療を受けることが望まれます。

3.3. 群発頭痛

目の奥に激しい痛みが毎日のように起こる頭痛で、涙や鼻水を伴います。
男性に多く見られ、非常に強い痛みのため「自殺頭痛」とも呼ばれることがあります。
酸素療法や特別な薬の使用が必要なため、専門医の診断が欠かせません。

3.4. 薬物乱用頭痛

頭痛薬を過剰に使いすぎた結果、頭痛が慢性化してしまう状態です。
月に10日以上の頻度で薬を使用している場合は、この可能性が考えられます。
薬の使用を見直し、医師と相談しながら治療方針を決めていくことが大切です。

4. 頭痛を我慢せず、専門医に相談しましょう

頭痛は放置してよい症状ではありません。
片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛、薬物乱用頭痛など、原因に合わせた治療を受けることで、生活の質が大きく向上します。
「もう我慢したくない」と感じたら、ぜひ頭痛外来を受診してみてください。

(詳細)福岡市東区かしい駅前内科・脳神経クリニック

福岡市東区かしい駅前内科・脳神経クリニックは、「脳専門のホームドクター」として、地域の皆さまに寄り添い、信頼される存在を目指しています。
一般的な内科診療から神経難病まで幅広く対応し、予防にも力を入れた丁寧な診療を行っています。
体の不調で悩んでおり、どこに相談したらいいか分からないという方は、ぜひ当院へお越しください。

かしい駅前内科・脳神経クリニック
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