【福岡】てんかんの症状とは?発作時の特徴や日常生活で注意するポイントを解説
突然の発作に戸惑ったり、日常生活への影響に不安を感じていませんか?
てんかんは脳内の神経細胞が異常に興奮することで繰り返し発作が起こる慢性の病気です。
日本では約100万人がこの病気に向き合っており、発作の種類や症状、日常生活での注意点など、正しい知識を持つことが重要です。
この記事では、焦点発作や全般発作の特徴をはじめ、発作時の対処法や日常生活で注意すべきポイントについて詳しく解説します。
1. てんかん発作とは

てんかん発作は、脳の神経細胞が一時的に異常興奮を起こすことで引き起こされる症状です。
この発作は大きく分けて以下の2つのタイプに分類されます。
- 全般発作:脳全体が一斉に興奮状態になる発作。
- 部分発作:脳の一部から興奮が始まり、場合によっては全体に広がる発作。
成人では部分発作、小児では全般発作が多い傾向にあります。
2. 全般発作の種類
全般発作は脳全体が関与するため、意識を失うことが多いのが特徴です。
2.1. 強直間代発作
突然意識を失い、強直期(全身が硬直)と間代期(ガクガクとけいれん)が現れます。
通常1~2分で治まりますが、発作後に疲労感が残ることがあります。
2.2. 欠神発作
数秒~数十秒間意識が途切れる短い発作で、以下の2タイプがあります。
- 定型欠神発作:「ぼーっとしている」ように見える。
- 非定型欠神発作:舌なめずりや手を揉むといった自動症を伴う。
2.3. ミオクロニー発作
体が一瞬ビクっとけいれんする発作。目覚め直後に起こりやすく、小児~思春期に多い傾向があります。
2.4. その他の全般発作
- 点頭発作:小児特有で、頭を前に突き出す動作が特徴。
- 脱力発作:突然力が抜けて倒れ込む発作。転倒によるけがに注意が必要です。
3. 部分発作の種類
脳の一部から始まる発作で、意識の有無により分類されます。
3.1. 単純部分発作(意識あり)
- 手足や顔の部分的なけいれん
- 異常なにおいや光の感覚
発作中の出来事を記憶しており、本人が説明できるのが特徴です。
3.2. 複雑部分発作(意識障害あり)
- 一点を見つめて動作が止まる
- 口をモグモグ、手足をもぞもぞなどの自動症
側頭葉てんかんでは、動作停止 → 自動症 → 発作後もうろうという経過をたどることが多いです。
4. 日常生活での注意点

4.1. 生活リズムを整える
睡眠不足は発作を誘発するため、規則正しい生活を心がけましょう。
4.2. 適度な休憩を取る
長時間の作業は避け、定期的に休憩をはさむことが大切です。
4.3. 服薬の徹底
抗てんかん薬は毎日決まった時間に服用しましょう。
飲み忘れ防止にはアラームや薬カレンダーの活用がおすすめです。
4.4. 食生活の見直し
栄養バランスを考慮し、アルコールは控えめに。
4.5. 入浴時の注意
湯量を浅めに設定し、滑り止めマットを活用してください。
一人での入浴は避けることも安全対策のひとつです。
4.6. 外出時の工夫
無理のないスケジュールを立て、外出先でも服薬を忘れずに行いましょう。
5. てんかんとの向き合い方を知り、安心できる日常を
てんかんは、適切な治療と生活の工夫により発作を予防できる病気です。
発作のタイプや特徴を理解し、生活のリズムを整えることが、発作リスクの軽減につながります。
不安がある方は、ぜひ専門医にご相談ください。
(詳細)福岡市東区かしい駅前内科・脳神経クリニック
福岡市東区かしい駅前内科・脳神経クリニックは、「脳専門のホームドクター」として、地域の皆さまに寄り添い、信頼される存在を目指しています。
一般的な内科診療から神経難病まで幅広く対応し、予防にも力を入れた丁寧な診療を行っています。
体の不調で悩んでおり、どこに相談したらいいか分からないという方は、ぜひ当院へお越しください。
かしい駅前内科・脳神経クリニック
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