【福岡】認知症の種類とは?アルツハイマー型やレビー小体型の違いを解説
認知症は「もの忘れ」の一言では片付けられない、多様な症状を持つ病気です。
種類ごとに原因や進行の仕方が異なり、それぞれに合わせた対策が必要です。
この記事では、認知症の種類とその特徴、そして予防に役立つ生活習慣について詳しく解説します。
「最近、家族の様子が気になる」「どのように対応すべきか知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
認知症とは?

認知症とは、脳の異常により記憶力や判断力、思考力といった認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態を指します。
加齢による「もの忘れ」とは異なり、普段できていたことができなくなるなど、生活そのものに明らかな変化が生じるのが大きな特徴です。
近年では認知症治療のための新薬が開発されていますが、現時点では根本的な治療法は見つかっていません。
現在の治療では、症状の進行を遅らせることを目的とした薬や、日常生活をサポートするためのケアが中心です。
認知症の種類
認知症にはさまざまなタイプがありますが、中でもよく知られるのが「4大認知症」と呼ばれる代表的な種類です。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
アルツハイマー型認知症
認知症全体の約7割を占める最も多いタイプです。
この疾患の特徴は、脳内にアミロイドβという異常なたんぱく質が蓄積し、神経細胞を損傷することです。
また、記憶をつかさどる「海馬」の萎縮が早期から見られる点も特徴的です。
初期段階では「もの忘れ」が顕著に現れますが、日常生活にはまだ大きな支障をきたさないことが多いです。
ただし、進行すると記憶力の低下だけでなく、計画を立てたり物事を処理したりする能力も失われていきます。
女性に多い傾向があり、進行は比較的ゆっくりですが、適切な治療を行うことで症状の悪化を遅らせることが可能です。
脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血などの血管障害が原因で発症します。
このタイプの特徴は、脳のどの部位が損傷を受けたかによって症状が異なる点です。
一部の認知機能が保たれている「まだら認知症」と呼ばれる状態が見られることがあります。
症状の進行は緩やかな場合もあれば、急激に悪化する場合もあり、「階段状」に進行することがよく知られています。
また、脳血管性認知症は高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病と深く関わっているため、これらを予防・管理することが重要です。
男性に多い傾向があり、症状には歩行障害や麻痺など、身体的な影響が伴うこともあります。
レビー小体型認知症
レビー小体と呼ばれる異常なたんぱく質が脳に蓄積し、神経細胞を障害することで発症します。
初期症状としては、幻視(実際には存在しないものが見える)や妄想がよく見られます。
また、パーキンソン病に似た運動症状(動作が遅くなる、手足の震えなど)が現れるのも特徴です。
このタイプの認知症は、調子の良い時と悪い時を繰り返しながら進行しますが、時には急速に悪化することもあります。
脳の萎縮は比較的少ないため、診断にはMRIやCTなどの画像検査が必要です。
治療法は対症療法が中心であり、症状を和らげるために薬物療法や理学療法が行われます。
前頭側頭型認知症
前頭葉と側頭葉の神経細胞が障害されることで発症します。
このタイプの認知症では、行動や性格に大きな変化が現れるのが特徴です。
例えば、自発的に行動する力が低下し、同じ行動を繰り返すようになります。
また、社会的ルールを守れなくなる、他人を気遣う行動が減るなど、性格が大きく変わることもあります。
進行すると言語に関する障害が目立つようになり、「物の名前が思い出せない」「会話が成り立たない」といった症状が現れます。
この認知症は特定部位の脳萎縮が顕著で、画像診断によって比較的容易に特定されます。
治療には根本的な解決策がなく、介護やサポートが中心となります。
認知症の早期発見が重要な理由

認知症には根本的な治療法がないものの、早期に発見することで進行を遅らせたり、生活の質を向上させることが可能です。
認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)で気づくことができれば、予防的な対策を講じることも期待されます。
例えば、日常生活で「もの忘れ」や「行動の変化」が気になった場合、早めに医師の診察を受けることで、認知症かどうかを判断できます。
また、定期的な健康診断や脳ドックの受診も早期発見に役立ちます。
認知症の予防と早期対応が鍵です
認知症は種類によって症状や進行の仕方が異なりますが、いずれも早期の発見と適切な対応が重要です。
また、日頃から健康的な生活習慣を心がけることで、発症リスクを軽減することも期待できます。
福岡で認知症に関する相談が必要な方は、ぜひ当院をご利用ください。
認知症の種類や進行度に応じた診断とケアを提供し、大切なご家族の生活を支えるサポートを行います。
気になる症状があれば、まずはお気軽にご相談ください。
福岡市東区かしい駅前内科・脳神経クリニック

福岡市東区かしい駅前内科・脳神経クリニックは、「脳専門のホームドクター」として、地域の皆さまに寄り添い、信頼される存在を目指しています。
一般的な内科診療から神経難病まで幅広く対応し、予防にも力を入れた丁寧な診療を行っています。
体の不調で悩んでおり、どこに相談したらいいか分からないという方は、ぜひ当院へお越しください。
かしい駅前内科・脳神経クリニック
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